浦佐押合祭(うらさおしあいまつり)。三月三日

新潟県南魚沼郡大和町浦佐、善光寺境内毘沙門堂で三月三日(もと旧暦正月三日)に行われるお祭りで、毘沙門堂の裸祭・さんよ祭とも呼ばれています。

午後六時半、押合いの時が来ると、不動の滝の氷を割って、水垢離をとり、近郷から裸にふんどしだけをつけた草鞋(わらじ)ばきの男や、浴衣に細帯を締めた女達が続々毘沙門天に繰り込みます。

堂の内外にぎっしり詰めた裸の群れに、大きな者では60キログラムを超える寄進の大蝋燭が、数十本柱にくくりつけられており、蝋を降らせます。

そこで、「さんよ、さいよう」「ようさい、こうさい」と掛け声を応答しながら激しく押し合います。これを俗に「一躍一押(ひとおどりひとおし)」と呼びます。

開帳の仏前には棚が組まれており、押されてその前に近づくと、梁の上に居る若者が引き上げて像を拝ませます。

夜十時、七躍七押目になると、数人の手車に乗った年男が、大蝋燭の炎で、群衆をかき分けながら堂に入り、真言蜜法の呪文を唱えて、豊凶を占う簓(ささら)を揩います。

音頭取りが音頭を取り、それに合わせて、足拍子を踏みます。

その前後に、お神酒、盃、弓張、金小判、鏡餅、御灰像が撒かれ、群衆が奪い合います。

案内

新潟県南魚沼郡大和町浦佐、善光寺

 
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