竹生島島繋ぎ神事(ちくぶじましまつなぎ)。 三月一日~三日。

竹生島島繋ぎ神事は、三月一日、滋賀県東浅井郡びわ町早崎1644の、新義真言宗宝厳寺で行われる行事です。

琵琶湖中の竹生島の側にある大島(浮島)と元島の二つの島に注連縄を架けるもので、天女の神託により始められたとされています。

三月三日には島つなぎ法要があり、宝厳寺の僧が五色の幟(のぼり)を立てた船に乗って,島の周囲を読経しながら回り、それが終わるとお供え物を元島付近の湖中に投げ入れます。

かつて、この行事を怠った所、浮島の一部が流れて瀬田の大日山になったと伝えられています。

竹生島蓮華会(ちくぶじまれんげえ)。 八月十五日。

この祭りは、聖武天皇の神亀三年(七百二十六年)六月十五日、 都良香、房前大臣を勅使として、蓮華会を行ったとされ, 昔はこの日を中心に祭りを行ったとされています。

祭りは正月十日に、浅井郡内から頭人を選び、六月朔日(一日)に弁財天の像をその家に還し十四日まで御座所としました。

そして翌十五日に像を神輿に乗せて早崎の鳥居に行き、そこで人々に神供を人々に与えてから、神輿を船に移し湖上を還御する習わしでした。

神輿船は二隻の船をつなぎ、大きな竹に五色の御幣を立て、幕を張って飾ってあり、金翅鳥を飾ってあるので鳥船ともよばれているそうです。

この神輿船を中心に数隻の船が満艦色に飾りたて、供奉し、鉦・太鼓・笛を奏しながら供をするそうです。

しかし、この祭りは豪華なものであったため、毎年の行事とする事は出来ず、ある時は三十年・五十年に一度の祭りとなっていたそうです。

近代になって、祭日は八月十五日となり毎年行われるようになりました。

古来、頭人に選ばれた者は蓮華の長者と呼ばれ土地の代表者になるとされていたそうで、 祭りの時、頭人が装束に蓮華の飾りをつける事から、蓮華会・蓮華頭と呼ぶようになったそうです。

竹生島。

竹生島は、花崗岩の一枚岩で出来ている島で、 周囲約二Km、最高所約百十二mで、島の周囲の水深は、約百mと琵琶湖の中でも一番深いそうで、今津港、彦根港、長浜港、飯浦港等から船で島に渡る事が出来ます。

古くから信仰の島で、僧侶と神官以外は住む事が出来ませんでした。

神亀元年(七百二十四年)、聖武天皇の勅願で、行基上人が開基されたとされ、本尊の大弁財天は、行基が刻んだされる二十五cm程の小さなもので、秘仏となっており、宮島、江ノ島の弁財天とともに日本三大弁財天の一つです。

また上人は翌年、観音堂を建立し、千手観音像を安置したと伝えられています。

慶長七年(千六百二年)には、太閤秀吉の遺命により、秀頼が豊国廟より本堂(現神社本殿)、観音堂や唐門などを移築し、現在では、この観音堂の千手千眼観世音菩薩が本尊となっています。

創建時には竹生島寺と称し、東大寺に属していましたが、平安期には叡山末となり、永正五年(千五百八年)、竹生島大神宮寺と号したそうで、現在は大和長谷寺末寺だそうです。

毎月十五日には天女会、十八日には観音会が行われ、 観音堂は西国三十三ヶ所観音霊場の第三十札所となっています。

案内

竹生島宝厳寺
http://www.saikoku33.gr.jp/30/

近江竹生島宝厳寺
http://www.d1.dion.ne.jp/~s_minaga/hoso_tikubusima.htm

 
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