厳島の御弓始め。 一月七日。

厳島の御弓始めは、陰暦正月七日、現在は陽暦正月七日に厳島神社で行われる神事です。

「芸州厳島図会」に、正月七日には大元社七種神楽(おおもとしゃななくさかぐら)、両宮御供の御弓始めの儀が行われることを記してあります。

御弓始めは「一に鬼射といふ。輪蔵(りんぞう)の前に鬼的(おにまと)といふをかけ、これを射る。社家ことごとく出仕(ものもうし)、祝師これを勤む。鬼射は鬼射なり。甲乙なしの三字を集めたる謎字にして、勝負を争はざる意を表はせる年始の祝事なりといへり」との説明があります。

同日には、同県沼隈郡沼隈町の能登原八幡神社等でも御弓神事が行われます。

同県には正月七日に桃弓・竹矢で鬼射行事を行った恵比須社の例があり、「コメノミツ祭り」と言って各村に多いと「芸藩通志」にあります。

この種の神事は、「武射(ぶしゃ)」の名で広く行われ、破魔の目的を兼ねた年占の行事とされています。

 
 
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