厳島御衣献上式(いつくしまぎょいけんじょうしき)。元旦。

広島県佐伯郡宮島町、厳島神社で行われる、祭神に新しい御衣をたてまつる式です。

元旦午前零時(もと寅の上刻)、宮司以下が列を整え、道楽を奏しつつ客人神社と本殿に参向し、宮司および御衣奉持者が内殿に入って神の旧衣を撤し、新衣を奉納します。

この御衣は前年の十二月二十六日から内侍の手によって織り上げられたもので、調整期間中にさまざまな厳重な祭儀を営みます。

二十六日は「御衣御裁式」と言って、幣殿内に表は白綾に亀甲の地紋を入れた布地や、裁断諸道具を置き、宮司・神職・内侍が参集、神饌を供えて、神前を拝し、宮司が御衣の寸法を計って、これを内侍が裁ちます。

こののち内侍は詰所に籠って二十八日までに御衣を縫い終えます。

そして二十九日には御衣綿入式を行います。

最後に三十一日、大晦日に、御衣畳換式があり、宮司以下が御衣を点検してひとつひとつたたみかえて奉書に包み、本殿・客殿の別に櫃に収めます。

その後、御衣の御祓式をとりおこないます。

 
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