お話歳時記

記紀神話の木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)。

記紀神話の木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)。

  桜を意味する木花の名前を持つ毘売命。 水神とされ、バナナ型の死の起源説話を持ち、大山津見神の娘で、邇邇芸命の妃、海幸彦と山幸彦の母にあたります。火中で子供を生んだため炎のイメージをも持っています。 さくらは佐久夜がなまったものともされています。
  近世に富士山の神として祭られ、日本全国の浅間神社で祀られますが、それは鎮火の意味だそうです。

  邇邇芸命 「ににぎのみこと」は、天照大御神の孫で、大国主神から地上を譲り受けた天照大御神の命で、三種の神器(剣、勾玉、鏡)やお供の神々とともに、高千穂の峰に下った神です。
  大山津見神の娘、木花之佐久夜毘売と結婚し、海幸彦、山幸彦をもうけたとされています。
  邇邇芸命は、「ににぎ」が稲穂が立派に成熟する様を意味していることから、農業神として信仰されています。

  神話上の木花と稲穂の関係です。

  大山津見神 「おおやまつみのかみ」、または「大山祇神」は、伊邪那岐神・伊邪那美神の子で、木花之佐久夜毘売命の父、天照大御神の兄にあたります。 木花之佐久夜毘売命とともに、酒造業者の間で信仰を集めてもいます。


四月の行事。

四月の行事とお祭り。

旧暦三月三日 流しびな 千代せんだい川 鳥取市用瀬町  北木島の流し雛 岡山県笠岡市
四月三日 オヒナガユ(群馬県)
旧暦三月三日または四日 四箇の悪日(しがのあくび・徳島県)
四月五日頃 清明(二十四節気)
四月八日 卯月八日、潅仏会 水口祭り 花折り始め(兵庫県)
四月中旬〜下旬 献花祭 花鎮祭り
四月第二日曜 やすらい祭り(鎮花祭)今宮神社 京都市北区紫野今宮町  玄武神社 京都市北区紫野雲林院町
十三〜十五日 長浜曳山祭り 長浜八幡宮 滋賀県長浜市宮前町
四月十三日〜十七日 弥生祭(ごた祭り)日光二荒山(ふたらさん)神社 栃木県日光市山内
四月十四日〜十五日 春の高山祭 日枝神社 岐阜県高山市城山 美濃祭り(岐阜県)
四月上旬〜五月上旬 御柱(長野県)
四月二十日頃 穀雨(二十四節気)
四月二十二日 四天王寺聖霊会(大阪府)
四月二十九日 みどりの日(国民の祝日)