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今週の絵本。
 
今週の絵本その五。
             
  おさるのボーボ
ジャングルに住むお猿のボーボは人間の落としていったバイオリンを拾います。最初は変な音しか出せなかったボーボですがいつの間にか美しい音色を奏でるようになります。しかしバイオリンを落っことし、ワニに食べられてしまったボーボはすっかり落ち込んでしまいます。新しい楽器を手に入れ森の楽団が出来るラストが秀逸絵もお話もトップクラス。おさるのボーボたこをあげるは続編。
  ねずみのマウスキンと森のたんじょう日
ねずみのマウスキンの誕生を優しい筆致で描いた作品。「あかちゃんはどうして生まれてくるの?」と聞かれたらこの絵本を読んであげましょう。お父さんとお母さんが生まれてくる子供を育てるのに家を探したり、守ろうとしたり、その間にいろんな動物達の親子がちりばめられています。もちろん人間も。
             
             
  ぼくのうちはどうぶつえん
目を覚ますとボクの枕はアルマジロだった。家中動物だらけになった男の子の夜の冒険を描く楽しい絵本。もう一度目をさますと今度は・・・?
ガピタンの森
お手伝いロボットのガビタンは機械の国のすみっこにある「樹の広場」に集まる小鳥達の歌声が大好きです。でも小鳥のように歌えない自分を知った時、ガビタンは木を切り倒してしまい、小鳥達はどこかに飛んで行ってしまいました。取り返しのつかない事をしたとさとったガビタンは・・・。作者は俳優の黒田勇樹さん。
いろいろあってね
いろんな色を題材に、楽しい言葉でつづった絵本。物語とかそんなものはあるようでないようで。色について詳しくないと描くの大変。行間ならぬ色間?を読むような絵本。子供にはすんなりわかるんだろうな、これ。お手上げ、ばんざい、降参します。ある意味、頂点。
             
           
  そらからきたボーボ
白熊のボーボは普段サンタさんのお手伝いをしています。 でもサンタさんが眠っている間に靴をちょっと借りて、出かけます。 その靴はスケート靴になっていて空をすいすい飛べるんです。 いやぁ、イナバウアー思い出しちゃった(笑)。 お話の間中眠ってるサンタさんが好きだったりします。
バディのおまるくん
くまのバディくんとおまる、つまりうんちをするお話。読んでてアヒルのおまるを思い出しました。たいへんなんだよね、こ〜ゆ〜事覚えさせるの。一人じゃしないくせに、俺がトイレに入るとついてくるんだよ。人のウンチがそんなに楽しいのか?トイレは二人で入るとせまいんだよ(泣)。というわけでウンチを一人でさせる頃読む絵本。
           
           
  「まほうつかいのノーナさま」シリーズ。
魔法使いのノーナ様は町のみんなの相談役。パン屋の娘バンボローナは毎日毎日パンを焼いてうんざり。そうだノーナ様に相談してみよう。ノーナ様はバンボローナを弟子にします。それを聞いていたノーナ様のお手伝いアンソニーは自分も弟子にしてくれと頼みますが・・・。 「まほうつかいのノーナさま」は全三冊。どれもアンソニーが活躍します。 アンソニーとノーナ様がいい味出してて、読んでて楽しくなる、気持ちの良くなる絵本シリーズです。
 イラストも味があっていいんだけど・・・、見えないね。 結構好きかも。
 
           
           
  よるの森のひみつ
背中にこぶを持つ兄弟レオとメオ、気の優しいレオと嫌われ者のメオ、雪が降る前に山小屋の屋根を修理に行かなければいけません。 春にも修理にいったレオは今回も山小屋へと向かいます。 単純に物語だけ見れば、ありふれた瘤取り爺さんの変形ですが、そんな物語なんか吹き飛ばすくらいスイスの山の描写が素晴らしい。 奇跡的とも言えるペン画に彩色画。 絵の中に妖精の隠し絵。 ケティ・ベントさんはグラフィック・デザイナーを経て子供の本の挿し絵、絵本と進まれたそうです。 これは一度手の取られてよ〜く見るのをお勧めします。 絵が見えないのが惜しい。
発表順に「どろぼうダダダ」「じめんのしたのなかまたち」「よるの森のひみつ」です。
 
           
             
  ミリー 天使に出会った女の子のお話
ヴィルヘルム・グリム
ある村のはずれに、小さな女の子と母親がひっそりとくらしていました。しかし恐ろしい戦争が村に迫ってきた時、母親は森の奥深く女の子を逃がす事にしました。その森で女の子は聖ヨセフと出会うのでした・・・。
 1816年、グリム兄弟の弟、ヴィルヘルムが母を亡くしたミリーと言う女の子に送った手紙の中の作品。1974年この少女の家族が売却、1983年出版社の手に渡り、モーリス・センダックの絵により絵本として描かれました。
 冒頭、ヴィルヘルムの書いたミリーへの手紙が載せられており、自分はそっちの方に心打たれました。
 女の子が森の中で聖ヨセフに出会う、というお話は「児童の読む聖者物語」ー「森の中のヨーゼフ聖者」KHM201にありますが、内容は別物となっており、ミリーのために創作されたと考えられます。
 特殊な作品ですから一度手に取られる事をお勧めします。
つぐみのひげの王さま
グリム童話集KHM52
昔、ある王さまに一人の娘がありました。この娘は大変な美人でしたが、うぬぼれやでもありました。王さまはお姫様の結婚相手をさがそうと沢山の王侯貴族を招きましたが、お姫様はみんなをからかい続け、あつまった人たちをバカにしました。怒った王さまは「誰でもいい、一番最初に来た乞食を姫の夫にするぞ。」と決心し、二、三日あと、窓に下にやって来た乞食楽士に本当に姫をやってしまいました・・・。
このお話は1300年頃のフランスの詩としてあらわれ、北欧やイタリアの文献にも記されているそうです
 
             
           
  かえでがおか農場のいちねん
かえでがおか農場の一月から十二月の自然と動物達の表情を描いた絵本。あっさりした絵でいろんな動物、虫や花の様子まで描かれています。 農場の方は続編。動物と人間の関わり、農場のまわりの野生動物まで描かれています。飼い犬や猫、動物園の動物とは違う?生活出来る動物が新鮮。 同じ傾向の物に「動物げきじょうー21幕」があります。
 
           
           
  三つの金の鍵 魔法のプラハ
嵐の中、気球の不時着で故郷のプラハに戻った主人公は、自分の記憶を頼りに自分の家に戻ります。しかしその家の門には三つの南京錠が架かっていました。鍵を求めてプラハを探検する主人公、三つの鍵にはそれぞれ伝説があったのです。カレル橋に隠された剣と尾が二つに割れているボヘミアの獅子にまつわるブルンツヴィークの探求伝説、ラビ・レーフのゴーレム伝説、旧市庁舎の天文時計を制作したハヌシュの伝説。 プラハの伝説をちりばめた良質の絵本。こんな所に住んでると魔法が身近になるように思います。
  くさのなかのおひめさま
ノルウェーの昔話。昔、十二人の息子をもつ王さまがいました。「息子達や、世の中に出ていって、花嫁を見つけておいで。一日で糸を紡いで機を織り、シャツを一枚縫う事が出来る花嫁をな。」こうして息子達は鎧兜を身に着け馬に乗って出かけていきました。しばらく行くと兄達は一番下の弟「はいまみれ」をおいて行こうよ、といいだし、本当において行ってしまったのです。「はいまみれ」はどうしていいのかわからずにいると、草むらの中から白い服の小さな女の子が現れたのです。
「はいまみれ」「はいかぶり」は灰の道とされ、その人の修行時代、何かの仕事、精神的成長をする訓練期を意味します。さて、世の中に出て行った王子は「小さな」お姫様と出会うのですが、このお姫様、しっかり自立してるんです。無理難題?のシャツを作り上げ、自分の馬車でお城に向かいます。ただ、王子の馬に一緒に乗れない。お姫様が一緒に馬に乗ってくれるまで、じっと待ち続ける王子はえらい。湖はお姫様の感情が溢れた事を意味してます。草むらの中のお姫様の住まいに入れてもらえる男になりましょう。読んでみそ。