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今週の絵本。
 
今週の絵本、その三。
           
  赤神と黒神
十和田湖の女神を争う赤神と黒神の伝説を絵本にしたものです。文章のみで読んだ場合と、まるきいりさんのイラストがついた絵本とでは、絵本の方が絶対お勧め!買おうかな、これ。
  シルキーアイランド物語
シルキーアイランドの、ちっちゃなお姫様と、ちっちゃなクモとトリュフ探しの名人のぶたさんのお話。主人公が小さくて画面の中を探し回る?というちょっと変わった趣向の絵本。ネイティブアメリカンのイラストにインドとペルシャとイタリアを混ぜたような独特の世界観です。言葉で説明出来ません(笑)。
           
           
  まーふぁのはたおりうた
機織りのまーふぁは歌をうたいながら機をおります。なんてキレイなうたごえなんだろう。水牛と野良仕事をしていたあーふぁはしょうを合わせます。ふたりは仲よくなるのですが、ある夏の日、隣の国が攻めてきてあーふぁも戦いに出かけて行きます。
  七夕伝説のようなオリジナル作品。作者の小野かおるさんは東京造形大学教授。
  おせおせ うばぐるま
ちょっと見た所、大塚康生さんの鉛筆画に見えますが、フランスの方ですね。赤ちゃんの乳母車にいろんな動物達が乗って、赤ちゃんは森の奥に行ってしまいます。途中で眠くなってしまうのですが・・・。泣き出した赤ちゃんにそろそろ近寄ってくる動物達がかわいい。
           
           
  鬼のうで
鬼の伝説に取材した赤羽末吉さんの創作絵本。
大江山の酒呑童子退治からはじまり、乳母に化けた鬼が腕を取り返しに来て頼光と戦うエピソードをクライマックスに作られています。
創作だけあって自在な作りがしてあります。絵も文も絵本を越えたようなレベルにしあがってるんじゃないでしょうか。
画面のカット割り、使い方が独特。
  やかまし村のクリスマス
やかまし村の絵本。自分はこの作品は映画で見ました。絵本で出ていたのでちょいびっくり。お勧めの見方はリンドグレーンの童話、映画、絵本でしょうか。映画は子供がかわいいというか、面白いと言うか、文章に無い?味があります。カエルとキスをするシーンが秀逸。いや、ほんと大笑いしました。俺、出来ない(笑)。
           
           
  トリフのクリスマス
ネズミのトリフの物語です。ほんとのネズミはこうだよねぇ・・・。サンタさんへのお願いにトリフは毛布を頼んだのですが、ホントに欲しかったものはフラフープ。結末は見てください。
  くもさんおへんじどうしたの
「はらぺこあおむし」のエリック・カールさんの絵本。
手で触れるクモの糸が楽しい。この方の絵本は字の読めない幼児に人気で他にもたくさんの絵本が出ています。
エリック・カールで検索をかけて見たらいかがでしょうか?
           
           
  三びきのやぎのがらがらどん
四才前後のお子様に圧倒的人気の絵本です。
小さなヤギ、中くらいのヤギ、大きなヤギ、三匹とも同じ名前のがらがらどん。太ろうと山の草場に向かいますが、谷川に架けられた橋を渡らなければいけません。そこにはおおきなトロルが待ちかまえていました。擬音の変化や、不思議なことば、単純で豊かな物語。大人になるとわからなくなるのがちょい残念かも。大きながらがらどんはおとうさんで、トロルをガラガラド〜ンとやっつけてくれるのかな。口に出して読むと楽しいと思います。
  おいてきぼりのジョー
虫の兵隊のジョーは行進すると一人だけはみ出してしまいます。二列がダメなら三列ならどうだろう? 三列がだめなら四列ならどうだろう?ひとり隊列から外れたジョーがベッドの中で考えてるシーンが身につまされます。ジョーは甲虫、多分テントウムシ。バッジみたいというか、背中の模様が二十五匹みんな違ってて、描写が楽しい。版画ではなくガッシュで書かれているそうです。でも版画にしか見えない。
           
           
  ちいさなちいさなおばあちゃん
スウェーデンの絵本作家、エルザ・ベスコフの作品。
1897年発表のもので百年以上にわたり親しまれてきました。 ラストで小猫が森に行って帰って来ませんでした、というエンディングなんですが、このラストの絵に絵本出版後50年後、「でもね、やっぱり、そのうちに おばあちゃんちへ かえったと おもいますよ。」という一文が加えられているそうです。 今ならどんな文を加えるでしょうか?
  オフェリアと影の一座
ミヒャエル・エンデの絵本。
オフィリアさんは、小さな劇場でセリフを忘れた役者にセリフを教えるのが役目。
劇場が閉まり解雇されてしまったオフィリアさんは独りぼっちの影を引き取ります。そのうわさは影達の間にひろまり、いつの間にか大勢に。そして下宿を追い出されたオフィリアさんを助けようと影達は劇団をつくりお芝居の興業をはじめます。
エンデはもともと劇作家志望で、売れない戯曲をかき舞台にたった事もあるそうです。その頃知りあった年上の女優と結婚。この作品は長年連れ添ったその夫人を亡くした後の最初の作品らしいそうです。
読んだ後に不覚にも泣きそうになりました。誰かに勧めたい作品。
           
           
  ペレのあたらしいふく
ペレは小羊を一匹持っていました。小羊が大きくなるにつれペレの服は小さくなりました。ある日ペレは小羊の毛を刈り、自分の服を作ろうとしました・・・。次々といろんな人の助けを借り、いろんな人の手伝いをし、小羊の毛が、糸へ、布へ、と生まれ変わっていきます。 1900年代の生活がそっくりそのままある貴重な絵本。
  竜宮城へいった娘
シムは目の見えないお父さんと暮らす娘です。お父さんの目がお米三百俵で治るかも知れないと聞いたシムは、荒れる海の神様の生け贄となる事を承知します。シムは嵐の海へ身を投げるのですが・・・。シムを蓮の花の中にすわらせる竜王がナイス!母好みの作品(韓国のものだからだろうか?)。
           
       
「幽霊のひみつ」「吸血鬼のひみつ」「魔女のひみつ」
秘密シリーズ三冊です。それぞれ生活や幽霊ならいろんな幽霊、家の中や暮らしぶり、食べ物、仕事や集会、家族のお話など図鑑と言ってもいいくらい沢山のエピソードが満載です。イラストも決まってます。小さな子供だと夢に見るかも。小学生中〜高学年かな。怖いものに興味が出てきたら手に取りたい三冊です。
       
         

「ぼくと楽器はくぶつかん」
ぼく(ぼくたち)が楽器の博物館へ行っていろんな楽器を見て行くお話。最後にボクの部屋が楽器博物館?になり「ねぇママ、知ってる?音楽はね、どこにもかくれているんだよ。」と言う所がいい。アルマジロギターなどおかしな楽器も沢山のってます。鳩時計も楽器なんですね(笑)。「ぼくとオーケストラ」「ぼくとオペラハウス」は続編。
「楽器の絵本ヴァイオリン」「楽器の絵本 ピアノ」は絵本ですが、良質な解説書です。