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今週の絵本。
 
今週の絵本、その二。
       
クレヨン王国の絵本。
児童文学の金字塔「クレヨン王国。」待望の絵本。
ゴールデン王とシルバー王妃、十二色の色の大臣の楽しい物語。 「おお、このイラストはホントはこうなんだね!」みたいな感動があります(笑)。
「12か月の贈り物」の方は、十二か月の大臣を助けた金魚は、ひと月に一度、その大臣と同じ色の何かに変身させてもらえる事になって、と言うお話。
「ようこそゆうれいひめ」の方は、パステル王国にとついだ妹の娘、オーロラちゃんをあずかる事になるのですが、オーロラちゃんは外が大嫌いになって、暗い所で本ばかり読んで、ひっそりと声も出さずに暮らしていました。 そこでゴールデン王とシルバー王妃は十二色の大臣とオーロラちゃんをもとの元気な女の子に戻そうとするのですが、というお話。
絵本から児童文学の「クレヨン王国」シリーズに読みすすむのも良いかも知れません。
 
       
     

「ぼくのロボット大旅行」
セリフのほとんどない絵本です。 内容は"ぼく"がロボットをつくって世界中を旅行するお話で、ロボットの内部や造っているカット、クジラと泳いだり、北極で白熊に追いかけられたり、花畑でロボットでねっころがったり、緻密なイラストで楽しく描かれています。 男の子としてはスキだな、これ。 二十世紀の未来像がそのまま描かれてて、二十一世紀はこうだよね、みたいな絵本です。
「ぼくのロボット恐竜探検」は続編。 空想科学絵本?ってイメージだと思います。

     
           
  ぼくたちのかしの木
ベンジャミンとカロリーネは従兄弟のニッキーの家に遊びに行きます。 ベンジャミン達は秋の森にはいって樫の木の側に小屋をつくります。 冬の森、春の森の冒険。 自然の描写が非常に美しい絵本です。 図鑑的な意味もあるのかな?小さなカットまで丁寧に描かれています。 イラストとしても見習う点の多い絵本です。
  運命の王子―古代エジプトの物語 昔、子供のいなかったエジプトの王に、王子が誕生しました。 しかしその子の運命は「ワニか、蛇か、犬、に殺される。」と言うものでした。 王は王子を石造りの宮殿で守りながら育てるのですが・・・。 王子と砂漠の向こうの美しい姫君が運命に立ち向かう物語。 もとのお話は残念ながら結末が消失しているとの事で残念。 巻末の説明も良く出来ています。
           
           
  じょうずなわにのかぞえかた
動物の昔話が八つ入った絵本。読み聞かせに良いように思います。
気に入ったお話は大きくなりたいしましまねこのお話で、「(おおきくなって)たまには、みんなにも、あたしのこと、みあげてほしいの!」と言うしましまねこに、フクロウがなら木に登りなさい、と言います。「大きくても、小さくても、かんけいないんじゃ。」「頭をつかいなさい。そうすれば、いつでもちょうどいい大きさになれるんじゃ。」なかなか深いお話でした。
  つつじのむすめ
長野県小県郡(ちいさがたぐん)山口村に伝わる伝説の松谷みよ子さんによる再話。 山口村の美しい娘がある時、松代の若者にふとした事で出会ったのですが
山口村と松代の間には、太郎山、鏡台山、妻女山(さいじょさん)などの五つの山が立ちふさがっていました。
飛んで行きたいんだよね。 遠距離恋愛の悲劇。 お餅は魂、無邪気にさし出す娘が悲しい。
           
           
  おおかみのこがはしってきて北の大地の物語
ちいさなおおかみのこがはしってきて、こおりのうえでつるんところんだ。 ねえ どうしてころんだの?アイヌの子がお父さんに尋ねます。「それはね、こおりがえらいからだよ。」 お父さんの最後の答え、「土が一番えらいからだよ。 見てごらん 土からいろんな命が生まれる。 草や木が生まれ、草の実や木の実が鳥や獣や人間をやしなう。 わたしたちは みんな土から はえてきたんだよ。 根っこは見えないけれど ほんとは みんな つちから うまれたきょうだいなんだ。」がステキな絵本。
  猫の事務所日本の童話名作選
作中登場のかま猫、母いわく、ホントに皮が薄い猫がいてかまどの中で眠るものがいたそうです。かまどで眠るからすすだらけ。台所や家の中が灰やススで汚れるから人間にも飼い主にも嫌われてたそうです。この童話、実話に近いかも。
           
         
エルサ・ベスコフの三人のおばさんのシリーズ。
一冊目は行く所の無いペッテルとロッタの兄妹がおばさん達のもとで暮らすようになる所まで。 三人のおばさん達、あおおじさん、犬のプリック、小猫のエスメラルダ、短編の童話と言っていいほどの内容の濃い作品です。
         
           
  セルコ―ウクライナの昔話 年とった犬、セルコはもう役に立たないからと、主人から追い出されます。 野原でおおかみと会ったセルコは、野良仕事にでた主人の子供を俺がさらうから、お前が取り返せばいい、と言われます。 セルコはうまく子供を取り返し再び飼われはじめるのですが、今度はどうやっておおかみに恩返ししようか?考えます。 酔っぱらったおおかみが歌いはじめる所が出色の出来かな。 ワレンチン ゴルディチュークはソ連の肖像画の達人。 一味違うイラストを見よ! ウクライナしてる。   ぼくの村にサーカスがきた
バグマン村にサーカスがやって来る事を知り、ヤモはうれしくてたまりません。 どんなサーカスなんだろう? ヤモは友達や村の人とじっと待ち、そして楽しい夜がやって来ます。
絵本の最後で、戦争で破壊された町に雪が降り積もります。みんなが帰ってくる春を待って。しっとりした美しい絵本。