注連縄。

注連縄は一定の区域を仕切るための縄張りであり、神事の際には神聖な場所と俗世間を区切るために取られます。

そのため、「標縄」とか、三筋、五筋、七筋とワラを垂れ下げることから、「七五三縄」とも書きます。

注連縄を作るために、農家では秋の収穫のときに茎の長い青いワラを蓄えておきます。

事始めがすむと、藁打石の上で横槌で打ってワラを柔らかくし、注連縄を作ります。

もともとは年神祭りの祭場全体に張巡らすものでしたが、次第に簡略化されて、現在のようなお飾りの形になってきました。

注連縄の形は全国さまぎまで、普通の縄のようにおなじ太さのもの、中央が太くて「両端締め」と呼ばれるもの、輪になったものなどいろいろあります。

また、裏白の葉、昆布、ホンダワラ、ユズリハ、ダイダイ、海老などをつけたり、中央に「笑門」、「蘇民将来」札をつけたものもあります。

笑門と書いたお札は「笑う門には福来る」の意味、蘇民将来は神様に宿を貸したおかげで悪い病気がはやったときもかからなかったという伝説上の人物の名前から来ており、無病息災を祈る意味があるのです。

 
 
Google
Web pleasuremind.jp