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十一月の行事ー神様と縁結びのお話。
 
十一月の民族行事。
旧暦九月三十日、十月一日 出雲への神送り
旧暦十月一日       炬燵開き、炉開き
十一月二日〜四日     唐津おくんち(佐賀県)
十一月三日        文化の日(国民の祝日) 牛鬼(愛媛県)
十一月八日頃       立冬(二十四節気)
旧暦十月亥の日      亥の子祭り(西日本)、亥の子突き。
旧暦十月十日       十日夜(東日本)案山子上げ、大根の年取り お十夜、報恩講
十一月十五日       七五三
十一月二十日       太刀踊り(高知県)
旧暦十月二十日      恵比寿講(関東地方)
十一月二十日〜二十五日  カラサデ(島根県)
十一月二十二日頃     小雪(二十四節気)
十一月二十三日頃     勤労感謝の日(国民の祝日)
十一月二十二〜二十三日  神農祭(大阪府)
十一月二十五日      子ども強飯式(栃木県)
十一月下旬〜翌年一月下旬 花祭り(愛知県)
十一月下旬〜翌年二月中旬 高千穂神楽(宮脇酷)
十一月酉の日       酉の市 浅草鷲神社酉の市(東京都)
 
十一月の主要なお祭り。

三日           弥五郎どんまつり          岩川八幡神社 鹿児島県曽於市大隅町  
三日           稲穂祭り              花岡福徳稲荷社 山口県下松市末武上 法静寺内
四日 第一土日      西都古墳まつり           西都原御陵墓前広場 宮崎県西都市 
八日 旧暦十月十〜十七日 出雲大社神在祭           出雲大社 島根県出雲市大社町杵築乗
第二日曜         嵐山もみじ祭            嵐山渡月橋上流一帯 京都市 
一〜三十日        もみじまつり            箕面公園一帯 大阪府箕面市 
十一月中旬        落ち葉焚きの集い          百草園 東京都日野市百草

 
  弥五郎どんまつり。 十一月三日〜五日。鹿児島県曾於郡大隅町、岩川八幡神社。
   大隅半島三大祭りの一つで、岩川八幡神社の例祭で行われる人形起こしの神事です。
 大人形は身長約五メートルの竹篭製で、梅染めの赤土色の単衣袴を着け、胴巻きに大小の刀を帯びたもので「弥五郎どん」と呼ばれています。
 弥五郎どんのモデルは、武内宿禰、隼人族の頭領・熊曾建など、諸説ありますが、はっきりしていないそうです。
 この祭りでは、露天の農具・金物市が付き物で、竹製品や金物などの店が神社前に並び、弥五郎どんは五日の早朝、神社の一角で組み立てられるそうです。
  いどり祭り。 十一月七日。能登町鵜川地区、菅原神社。
   「いどる」とは、いじめるという意の方言で、祭りの当番となった頭元がさんざんにいじめられることから、この名がついたといわれています。
 頭元となった家では大小の餅を用意し、当日の夜、菅原神社の拝殿に神職以下十二人の代表が着座すると、頭元から小餅の膳が出します。
 すると一座は、順に品定めしながら、型が悪いとか、まずそうだなどと言って盛んにけなし合い、次に直径一メートルもある大餅が出されると、来年予定の頭元がこれに難くせをつけ、そのひどさに弁護する人まで現れ、やがて議論が始ます。
 頃合いをみて神職が仲裁に入り、一同も納得してお開きとなる、というお祭りだそうです。

http://noto.town.noto.ishikawa.jp/kankou/matsuri/idori/idori.html

  音無尻摘祭り。十一月十日。 静岡県伊東市、音無神社。
   源頼朝(千百四十七〜千百九十九)がこの地に配流中、伊東祐親の娘、八重姫と恋に落ち、闇にまぎれて逢瀬を楽しんだという故事が祭りの起源とされるています。
 祭りの当日は、境内に灯火をつけることも、話を交わすことも禁じられてます。そのため、神官が神酒を参列者に回す際、尻をつねって合図し、参拝者も次々と尻をつねって回すところから、尻摘祭りと呼ばれるようになったそうです。
 時が経つにつれそのような行為はセクハラで訴えられてしまうことも考え、今では尻相撲に変わったそうです。
 音無神社の祭神は安産の神の豊玉姫命で、祭の当夜に社前で参拝客に授けるみかんの中の、種が入っているみかんを食べると子宝に恵まれるといわれています。

  八代妙見祭り。十一月十八日。 熊本県八代市妙見町、八代神社。
   八代神社(元妙見社)の例祭で、神輿の渡御式の際、約五メートルの亀蛇が首を振りながら道を清めて歩くので有名です。
 神事行列には、奴・神輿・笠鉾・獅子舞などもこれに伴って行列し、最後に飾り馬が駆けていきます。
 その昔、妙見様の加護によって海難を救われた者たちが始めたといわれています。

  一葉祭。十一月二十三日。 東京都台東区、一葉記念館。
   樋口一葉は明治期の作家で、作品には『うもれ木』『にごりえ』『大つご鴇り』『十三夜』『たけくらべ』などがあります。
 二十五歳の時、明治二十九年十一月二十三日、肺結核で永逝し、墓は東京築地本願寺和田堀廟所にあります。
 例年この日には、一葉記念館で一葉祭が行われ、作品に関する講演、作品の朗読、生花展・短歌展・俳句展などが催されています。

  参候(さんぞろ)祭。十一月第三土曜日。設楽町三都橋、津島神社。
 

 五穀豊穣を祈る津島神社の秋祭りで、室町時代永禄年間(1558〜1570)の記録に「田楽祭」とあるそうです。
 津島神社の前の山に祀られている十一面観音を神社に移し、一夜安置する間、千子によって千子舞が奉納されます。
 そして、庭の中央にかまどを築き、四方に旗を立てて注連縄を張り、ここに舞台をしつらえ、珍しい服装をした七福神の舞があったあと、神々が次々と登場して禰宜(神職)と面白い問答のやりとりをします。
 その際、出てくる神様が「さんそうろう、それがしは○○に住む△△なり」という言葉を入れるので、参候祭りの名がつけられたそうです。

http://www.pref.aichi.jp/kyoiku/bunka/bunkazainavi/detail/sm-24.html