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八月の行事ーお盆と閻魔様のお話。
 
精霊流し。
  精霊流し。
   盆の終わりの十五日または十六日に、ワラや木などで作った「精霊舟」「灯籠舟」に盆の供え物をのせて川や海に流す「精霊流し」という行事を行います。
 精霊様は海のかなたにあるあの世から舟に乗ってやってきて、盆が終わるとまた舟に乗って西方浄土に帰っていくと信じられていたからです。
 もともとは、それぞれの家で笹の葉や、ワラ、マコモなどで小さな舟を作り、蝋燭などをともしただけのものを小川に流していたのですが、次第に大きく豪華なものが作られるようになりました。
 特に、長崎市の「精霊流し」は盛大に行われる行事として有名です。十五日には、仏の絵や「南無阿弥陀仏」などと書いた帆をあげ、大きいものは長さ十メートルにもなるような、竹や木、ワラなどで作った舟を提灯や花で豪華に飾りたてます。
 これを、十六日の夕方から「ど−い、ど−い」の掛け声と大きな爆竹の音とともに大勢の男たちが市内を引き回したあと、海に流します。
 舟を大きくする代わりに、たくさんの灯籠を流す「灯籠流し」の行事も、観光と結びついて各地で盛んです。
 一つひとつの灯籠は板切れに蟻燭を立てただけのものや、簡単に紙で明かりを囲ったものですが、川や湖をおおいかくすほどたくさんの灯籠が流されます。