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八月の行事ーお盆と閻魔様のお話。
 
送り火・送り盆。
  送り火・送り盆。
   盆に他界から迎えた精霊は、盆が終わるとまた他界に帰っていきます。精霊を送る行事を「送り盆」「裏盆」「オリ盆」などと言います。
 だいたい十六日に行いますが、地方によっては、二十日を「「二十日盆」と言ったり、二十四日、二十五日あるいは三十日を盆の終わる日としています。
 新盆の場合は終わりが遅いのですが、時代とともに盆の終わりは早くなる傾向にあります。
 送り盆の行事は、迎え火に対する「送り火」、供え物や飾ってあった灯籠を川や海に流す「精霊流し」などがあります。
 送り火は家の門前や墓地で各家庭がそれぞれにたく小規模なものから、村全体で行う大規模な火祭りの行事まであります。
 大阪府豊中市のソンジョ山では、十六日に火焚き行事が行われます。
 十三日に精霊を迎えた村外れの橋のところで子どもたちが松明に火を移し「ソンジョサンのお帰りじゃ」と唱えながらソンジョ山に覚り、頂上で松明と一緒に盆提灯などを燃やします。
 この日には、赤飯とソンジョサンが乗って帰るためのシンコ団子を作ります。
 長野県や静岡県などには、高い柱の上に燃料となる枯れ枝や葉を結びつけ、下から松明を投げ上げて、地域対抗で火をつける競争をする「柱松」「投げ松明(たいまつ)」という行事もあります。
 また、仏教の百八の煩悩にもとづく百八本の松明をともす「百八燈(ひゃくはったい)」多くの灯籠に灯をともす「万灯籠(まんどろ)」などの行事も各地で行われています。
 観光行事として京都や箱根など各地で行われる「大文字焼」も、もとは盆の精霊を送る火祭りの行事です。