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八月の行事ーお盆と閻魔様のお話。
 
盆踊り。
  盆踊り。
   もともと盆踊りは、盆にこの世に戻ってきた精霊を迎え慰め、またあの世に送るために行われたものです。行列を作って踊りながら家々を回っていくのが、古い形でした。
 この本来の姿をよく伝えるものに、沖縄県の「アンガマ」があります。沖縄では盆を七日正月と呼び、正月と同じょうに祖先の神が村に来て村人に祝福を与えると信じられています。アンガマはなつかしい母という意味で、祖先の神を表します。
 アンガマの象徴とされる翁と嫗が花笠をかぶった大勢の踊り子を従えて、十三日から十五日まで三線に合わせて各家を踊って回ります。
 家人はこれを歓迎し、踊り手とのあいだで神のお告げを巡って問答を行います。そして、祖先の神は村人のもてなしに満足して帰っていくのです。
 時代とともに、訪れる霊魂のうちの厄神に村から早く出ていってもらうために、村境まで送っていく方式も生まれました。
 長野県では新盆の家を回って念仏踊りを踊ったあとで、盆提灯を先頭に村填まで行って盆提灯を焼き、鉄砲を撃ちます。
 隣の村ではその音を聞くと同時におなじように踊り始めます。
 厄神を受け取ったら、また次の村へ早く送りだしてしまおうというわけなのです。