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端午の節句と山姥。
五月の民族行事。

五月一日       メーデー
五月二日頃      八十八夜(雑節)水口祭り
五月三日       憲法記念日(国民の祝日)
五月三〜四日     博多どんたく(福岡県)
五月三〜四日     潮干祭り(愛知県)
五月三〜五日     日立風流物(茨城県)
五月四日       国民の休日
           五月忌み、女の家、ふきごもり、女の晩、女の天下
           (愛知県、徳島県、高知県など)
五月五日       子どもの日(国民の祝日)端午の節供(菖蒲湯、菖蒲打ち、印地打ち)
           凧揚げ節供(神奈川県、静岡県など)神野山山のぼり(奈良県)
五月六日頃      立夏(二十四節気)
五月第二日曜日    母の日
五月中旬       三社祭り(東京都)
五月十四日〜十五日  神田祭り(東京都)
五月十五日      葵祭り(京都府)
五月二十一日頃    小満(二十四節気)
五月下旬       原田の囃子田(広島県)
五月二十八日     曾我の傘焼き(神奈川県、鹿児島県)
五月二十八日頃    雨乞い祭り(埼玉県)

 
五月の主要なお祭り。

一・二日       春のどぶろく祭り(飛騨一宮水無神社例祭)      飛騨一宮水無神社 岐阜県高山市一之宮町
三・四日       博多どんたく(福岡市民の祭り博多どんたく港まつり) 福岡市 【問】福岡市民の余り振興会 
四月三十日〜五月六日       くらやみ祭               大國魂(おおくにたま)神社 東京都府中市営町
十五日 中旬土日をはさんだ一週問 神田祭                 神田明神 東京都千代田区外神田
十五日              葵祭                  下鴨神社 京都市左京区下鴨泉川町
                                     上賀茂神社 京都市北区上賀茂本山
第三土〜日曜     浅草三社祭                     浅草神社 東京都台東区浅草
二十五日       鶴岡化けものまつり(鶴岡天神祭)          鶴岡天満宮 山形県鶴岡市神明町)
二十八日       曽我の傘焼まつり                  城前寺神奈川県小田原市曽我谷津 

 
  高岡御車山祭り 五月一日。 富山県高岡市堀上町、関野神社。
   関野神社の春の大祭で、高岡城創設の藩祖・前田年長(一五六二〜一六一四)が、京都の砥園祭りにならって始めたものといわれています。
 当日、城下町に七台の山車(車山)が集結し、列を正して市内を練り歩いて関野神社に参詣します。その後再び市中を回って、夕刻それぞれの町内に帰ります。
 豊臣秀吉にゆかりのある山車は御車山と名付けられ、高岡の匠たちによって作られた車輪は桃山時代の華麗な文化を伝えるものとして、国の重要民俗資料にも指定されています。
 車上に人形を配し、屋根を花傘につくった豪華なもので有名です。
  聖武天皇祭 五月ニ日。 奈良市雑司町、東大寺。
   奈良に東大寺を建立し、大仏開眼の大業を成し遂げた聖武天皇をしのぶ法要で、この日、東大寺の僧によって唄・散花・神分・表白などの儀式が行われたあと、三条通りの浄敬寺から大仏殿まで、僧・稚児・荒法師などの時代風俗行列が練り歩きます。
 また大仏殿では、奈良春日古楽保存会の楽人による舞楽なども行われます。
  鍋冠祭り 五月三日。 滋賀県坂田郡米原町、筑摩神社(御食津神社)。
   平安時代から伝わる、筑摩神社の古い祭礼で、祭神の大御食津神が、稲食の際に鍋を頭に乗せて神様に奉ったという言い伝えから始まったと言われています。
 もとは女性が、関係した男の数だけ鍋をかぶって神前に参る成女戒の行事でした(鍋祭り・鍋被り)。
 現在は、八〜十歳くらいの少女八人が平安時代の緑の狩衣を着て、紙製の大きな鍋をかぶり、琵琶湖湖畔の御旅所から神輿に従って神社までを練り歩く、野趣豊かな祭りとなつています。
 
  博多どんたく 五月三日〜四日。 福岡市、櫛田神社。
   どんたくは、オランダ語のZontag(安息日)が転託したものといわれ、もともとは松囃子と称し、室町時代、正月十五日、筑前の領主に、博多商人が年賀のお祝いに行った行事でした。
 明治以降どんたくと混じり、さらに現代では港祭りを統合して、「松はやしどんたく港祭り」と呼ばれ、福岡市最大の祭りとなりました。
 当日は、櫛田神社から松囃子・稚児・検番などが行列を整えて町を練り歩き、舞台や広場で、手踊り・にわかなどが披露され、また各町内でも三味線やしゃもじを持って祭りに参加し、市全体がお祭りになります。

  葵祭り 五月十五日。 京都市北区・上賀茂神社。左京区・下鴨神社。
   上賀茂神社・下鴨神社の祭礼で、祀園祭り・時代祭りとともに、京都三大祭りの一つです。
 欽明天皇の時代(五四〇〜五七一)、激しい風雨が続き、民衆の窮状も厳しいものがあり、神託により鈴をつけた馬に勅使を乗せ、賀茂神社に走らせたところ、風雨は静まりました。以来、毎年祭祀を続けるようになった。
 葵は雷と地震の厄除けになると信じられており、祭員の挿頭花や牛車に葵の紋様を用いたため「葵祭り」の名がつきました。
 祭りは、宮中の儀、社頭の儀からなるが、最も一般的に知られているのは路頭の儀で、勅使をはじめ、検非違使・内蔵使−山城使・牛車・風流傘・斎王などが平安貴族そのままの姿で市中を練り歩きます。

  団扇撒会式(うちわまきえしき) 五月十五日。 奈良市五条町、唐招提寺。
   唐招捏寺中興の祖・覚盛上人の遺徳をしのぶもので、その忌日に行われる行事で、その昔、修行中の弟子たちが群がる蚊を追い払おうとしたところ、上人は「蚊に血を与えるのも一つの行」と言って、これを諭したという故事にちなんで行われています。
 当日午後より、上人の肖像を掲げ、法要を行った後、四時過ぎ境内の鼓楼の上から供物と一緒にハート形の団扇が撒かれます。
 これは厄除けのお守りとされ、雷除け・火除け・害虫除けになるという言い伝えがあります。

  三社祭り。東京都台東区浅草、浅草神社。
   五月第三日曜日を最終とする四日間に行われる浅草神社の祭礼で、東京に夏の訪れを告げる祭りです。神田祭・山王祭と並んで東京三大祭りの一つです。
 浅草神社は浅草寺の総鎮守で、有名な観音像を拾い上げたという檜前浜成(ひのくまはまなり)・竹成(たけなり)の兄弟、土師真仲知(はじのまつち)を祀るところから、三社明神とも呼ばれています。
 それにちなんで、祭礼には三基の大神輿が奉じられ、無形文化財に指定されているビンザサラの舞、浅草芸妓連による手古舞、木道り音頭、御子舞などが境内で繰り広げられます。