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四月ー旅立ちの時。
 
花見団子と桜餅。
 

花見団子。

   花見団子は赤・白・緑の三色で、桜色は桜を表わして春の息吹きを、白は白酒で冬の名残りを、緑はヨモギで夏への予兆を表現しているそうです。江戸時代以降に定番となったようです。

 日本で団子が作られるようになったのは縄文時代頃でとされ、初期の団子はいわゆる「粢(しとぎ)」で、米・粟(あわ)・稗(ひえ)・黍(きび)・豆・椚(くぬぎ)の実・楢(なら)の実などを粉にして水で練った、火を使わない団子でした。これは現在でも民間習俗で死者の枕元に供える枕団子がこの粢(しとぎ)の方式です。

 「団子(だんご)」の語源については定かではありませんが、中国の「団子(トゥアンズ、餡入り団子、日本の団子に相当するものは中国では円子、なおちなみに団の旧字は團、円の旧字は圓)」から来たという説、「団」が丸いという意味なので形から来たという説、「団」は集めるという意味で粉を集めて作るからだという説、などなどがあるようです。

 「倭名類聚鈔(わみょうるいじゅうしょう承平5-935年以前)」には、「団子」という言葉は見あたりませんが「タイシ」([タイ]は食偏に追 [シ]は子)・「歓喜団」というのが団子と同様のものです。中国伝来の「八種唐菓子」の一つであることがわかります。また「コウ」(食偏に羔)という米の粉を蒸したものの記述もありますが、これは、いわば団子の素材といったもののようです。

 「和漢三才図会(わかんさんさいずえ正徳2-1712年)」では、「餌(ダンゴ)」という項目に「俗に団子という」と書かれ、串団子の図も見られます。餡を包んだり、黄粉をまぶしたり、形もさまざまに描かれています。ちなみに、室町時代に成立した「新撰犬筑波集」には、「花よりもだんご」というおなじみの言葉を織り込んだ連歌があるそうです。

 串団子は室町時代頃に発生したと言われており、最初の頃は五個刺すのが基本でした。明和年間に四個のものがはやったとされます。現在では団子の大きさ次第で三個から五個の範囲で刺しているようです。

花見団子の作り方。
  http://recipe.gourmet.yahoo.co.jp/B000892/

  桜餅は長命寺と道明寺。
   桜餅は食紅で桜色に染めた餅を桜の葉で包んだもの、一般に桜餅と呼ばれるものは、長命寺桜餅と道明寺桜餅の二つがあります。
 関東では小麦粉をクレープのように焼いて餡を巻いたもので、関西では長命寺餅という別種の餅菓子とされているようです。 関西では道明寺粉を使って餡をまんじゅうのように包んだもので、関東では道明寺と呼ばれているそうです。
桜の葉は大島桜を塩漬けにしたもので、主に伊豆半島松崎町で生産されているそうです。

長命寺は向島にあるお寺。
長命寺桜餅は、元禄四年頃、寺に住んでいた寺男、山本新六という男が作ったもの。

道明寺は大阪府藤井寺市にある尼寺です。

道明寺。
  http://www.php007.com/doumyoji/
道明寺糒(ほしいい)。
  http://www.php007.com/doumyoji/01_hosiiu.html
道明寺粉。
  http://www.kokufun.co.jp/domyojiko.html
道明寺糒・道明寺粉を道明寺と呼びます(もちろん寺も)。

大阪府藤井寺市にある尼寺・道明寺で、菅原道真公の伯母・覚寿尼が、御飯を乾燥させたものから作り、この名がつきました。 もち米を水洗いし、二日間水に漬け、蒸した後、一ヶ月乾燥させ、道明寺糒(ほしい)にし、丸粒・二つ割・三つ割・四つ割・六つ割など適当な大きさに粗挽きしたもので、 一般庶民にも販売されるようになったのは、明治以後の事だそうです。 主に、桜餅、椿餅、道明寺羹(みぞれ羹)に使われています。


長命寺。 隅田川沿いの桜を見ながら七福神巡りが定番だそうです。
桜餅は長命寺の裏。
  http://www.net-tendai.jp/html/tks_archive/tks_mukojima/jisha.html
  http://sumida-avenue.com/NewFiles/html/honshi/saihakken/choumeiji/choumeiji.html
  http://www.kanko-sumida.com/1_7_1_sitifukujin.html
長命寺桜餅。
  http://www.wagashi.or.jp/tokyo/shop/1413.htm
  http://www.tokyo-kurenaidan.com/sumida1.htm
桜餅の作り方・その他。
  http://www.sueki.jp/03/03-0011.htm
  http://www6.plala.or.jp/mugichan/kashi/sakuras.htm
  http://www.kokufun.co.jp/recipe/sakuramochi.html
  http://www.tokyo-kurenaidan.com/sakuramochi1.htm