クリスマスツリーのはじまり。

クリスマスツリーはドイツの樫の木が始まりだと言われています。

ヨーロッパ大陸は古代、原始の森で覆われ、 樫の木(オーク)が多く生えていました。

樫の木は一様に大木でフランス、ソンム川流域の泥炭地からは直径14フィート (4メートル26.7センチ)もある樫の幹が発見されています。

当時ヨーロッパに住んだほとんどの民族は、樫の木の森で暮らし、枯れ枝を使って火を起こし、樫の木で家や道路、カヌーをつくり、樫の実を食べ、ブタなどの飼料として暮らしていました。

そして、樫の森を聖なるものとして崇拝し、大切にして来たのです。

古代ゲルマンの宗教では、聖なる森への崇拝が重大な意味を持っていたようです。

グリムによればその最たる木が樫だったようです。

キリスト教の牧師はその木に聖人の像を掛けて、聖なる森への崇拝、 樫への崇拝にキリスト教色を加えようとしたようです。

八世紀頃、ドイツ、ヘッセンのガイスマル近くに 一本の聖なる樫の木がありました。

その樫の木は、「ユピテル(雷神)のオーク」と呼ばれていました。

ある時、イギリス人伝道師ボニファティウスが、この木にいけにえが つるされているのを知り、残虐な行為を戒めて、切り倒しました。

するとその樫の木の切り株から、モミの若木が現れたのです。

その後、ドイツの人たちはモミの木を神聖な木とするようになった そうです。

樫の木からモミの木が生えてきた、 クリスマスにはそんな不思議な話がたくさんあります。

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聖なる木のお祭り。

樫の木を神聖な木としたヨーロッパの人たちは、 どんなお祭りをしていたのでしょうか?

1874年に樫の木のお祭りを記録したものがあります。

ロシアのプスコフとリボォニアの間を流れるミクシー川のほとりに、 聖なる樫の木が立っていて近隣の農家から崇拝されていました。

お祭りの日、農家の人たちは家族ともども正装して その木のまわりに集まり、その木の幹や枝に蝋燭をさします。

そして聖衣をまとった司祭(ギリシャ正教)がやって来て、 聖歌を歌いはじめます。

その賛美歌は東方正教会で聖人を讚えて歌うものですが、 「聖人よ、我等のために主に祈りたまえ。」というかわりに、「聖なるオークよ、ハレルヤ、われらのために祈りたまえ。」 と歌うのです。

それから司祭は香を焚いて木のまわりに供え、人々は聖なる木を 礼拝し、司祭が帰っても、近隣の人たちは残り、樫の木に蝋燭の火を 灯し続け、ご馳走を食べ酒を飲み踊り明かした、そうです。

ドイツには、モミの木には人々を幸せをもたらすとされる 小人が住んでいると言う伝説がありました。

モミの木にバラやリンゴ、卵やお菓子、ろうそくを飾って、 そのまわりを謡ながら踊る習慣がありました。

そうすると、小人達がそのモミの木にとどまって、 人々を助けてくれると信じられていたそうです。

サンタさんは、白い髭と赤い服になる前は、 小人として、緑色やカラフルな衣装を着てえががれていました。

樫の木とモミの木のお祭りが、形を変えてクリスマスの中に、 住んでいるのかもしれません。


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ツリーに飾るオーナメント。

クリスマスツリーに飾られる飾り(オーナメント)には、 それぞれ意味やお話がこめられています。


  ツリーの先につける星は、キリストが生まれた時に輝いた星を。

  ベルは、迷った羊を首につけた鈴の音で探し出せるように、

  すべての人のもとへ神の祝福が届くようにと。

  杖の飾りは人々がお互いの杖となって助け合う気持ちを。

  リボンはお互いが愛情を持って永遠の絆で結ばれるようにと。

  リンゴには、慈しみといたわりが、太陽のように永遠に輝くようにと。

それぞれ深い意味や気持ちが込められています。


ツリーに飾るキャンドルライトには、 16世紀、宗教改革を行ったマルチン・ルターのお話が残っています。

ルターはドイツ中東部のビィッテンベルグ大学で 教鞭をとる神学の教授でした。

クリスマスイブのミサを終えて家路についたルターは、 森の中で迷ってしまいます。

当時のヨーロッパの森は、 オオカミが群れをなして駆け抜ける恐ろしい森だったのです。

しかし、突然何百と言う星が、森の木々の間にキラキラ輝き、ルターを守るように 家まで導いたのです。

ルターはその不思議な出来事に感謝と畏敬の念を抱きました。

そして自分の子供たちに、その気持ちを伝えようと モミの木の枝にキャンドルを灯し、再現して見せたのです。

家具や食器、お菓子などのオーナメントは、ミニチュア好きだった19世紀のイギリスの女王、ビクトリア女王が、 ツリーに飾ったのが始まりです。

またウクライナには、 「クモの巣のクリスマス・ツリー」のお話が残っています。

ある大きなお屋敷にカチャと言う女中がいました。

掃除の時にも、クモに危害を加えないよう気をつける優しい女性でした。

クリスマス・イブの夜、お屋敷でクリスマス・ツリーを飾り付け、 家路についたカチャは、森で小さなモミの木を見つけ、 クリスマス・ツリーにするため、家に持ち帰りました。

貧しく飾りさえありませんでしたが、子供たちが喜んでくれるよう、 寝ている子供たちの側にモミの木を置き、子供たちのそばで眠りました。

カチャはまばゆい光の中で目を覚ましました。

朝日に当たって、クリスマスツリーが輝いているのです。

ツリーには真っ白なクモの巣が、雪のキラキラと輝いていました。

そして子供たちが目を覚ますと、それは銀細工となっていたのです。

それからウクライナでは、家にいるクモとクモの巣は、幸運のしるしとなり、そして今でも、この伝説にちなんだオーナメントをツリーに飾るそうです。

クリスマスツリーにオーナメントを飾ることには、 家族に幸せを贈る、という意味が込められています。

今年は家族全員で、できれば大事な人と一緒に、 クリスマスツリーを飾ってみてください。


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