お話歳時記

白鳥座の神話、レダ(Leda)

白鳥座の神話、レダ(Leda)

  もう一つの白鳥座の神話です。

  この白鳥は、ゼウスが白鳥に変身してレダのもとに通った神話から取られているともされています。


  レダ(Leda)は、アイトーリア王テスティオスとエウリュテミスの娘とされ、テュンダーレオースの妻となりました。

  その頃、ゼウスは白鳥となってレダのもとに通っており、レダはゼウスと交わったあと後、夫とも交わり、四人の子供を生んだとされています。

  ヘレネー、ポルックス、カストール、クリュタイムネーストラーのうち、前の二人はゼウスの子、後ろ二人はテュンダーレオースとされています。

  この分け方には異説があり、ポルックスとカストールもゼウスの子とする説もあります。

  さらにヘレネーは、ネメシスがゼウスの求愛から逃れるため、鶯になった所、ゼウスも白鳥となって交わり、ネメシスは卵を生んだのだそうです。

  この卵は聖なる森に中にあったのですが、羊飼いが見つけ、レダの所に持って行き、レダはそのまま箱に入れた所、ヘレネーが生まれ、そのまま自分の子として育てた、というものです。

  一般には、レダはゼウスとの交わりで、卵を産み、四人の子を産んだ、とされています。

  そのうち、ポルックスとカストールは、ゼウスにより空にあげられ、双子座となりました。


  さて、この星座のアルファを一等星でデネブ、ベータ星は三等星でアルビレオと言い、アラビア語でデネブは「めんどりの尾」、アルビレオは「くちばし」だそうです。

  アルビレオは二連星で、オレンジ色の主星にエメラルド色の五等星を伴い、もっとも美しい宇宙の宝石とされています。