蟹座の神話。

蟹座は、見つけるのがとても難しい星座で、月の無い夜、ボウッと青白いブレゼベ星団があり、そのまわりに四つの星が囲んでいます。

まわりに細かい星があって足やハサミになるのですが、ほとんど見つける事が出来ないそうです。

蟹座としての神話はヘラクレスのヒュドラー退治に出て来る大蟹カルキノスをヘラが憐れみ、天空の星にしたとされています。


ブレセベはラテン語で「マグサおけ」と言う名前の散開星団です。

この星団をはさんで北と南の星を、「北のロバ」「南のロバ」と言い、二匹のロバが銀のマグサおけから、マグサを食べている形としていました。

これにも神話があって、二匹のロバは酒の神バッカスと火の神へファイトスのもので、神々が巨神族と戦った時、いなないたとどろきで、敵を驚かせ走らせた功績でマグサおけと一緒に星座にしてもらったとされています。

ブレセベはギリシャ以来、天気予報にも使われていたそうで、マグサおけが暗く、二匹のロバが明るければ雨が近く、南のロバか北のロバのどちらかが明るければ、その方角から風が吹くと言われていたそうです。


中国では二十八宿の鬼宿とし、ブレセベ星団がボウッと青白く光る所から、魂と見たそうで、星団の名前を積尸気(ししき)と言う、屍骸から立ち上る気としたそうです。

インドでは釈迦が生まれた日にちょうど月がこの星宿に位置していたため、めでたい星宿とし、ブレセベも卍に似ているとしています。

昔はこの星を星雲(ネビュラ)と呼んでいましたが、ガリレオが手製の望遠鏡でこれを見て、ブレセベが雲ではなく四十あまりの星々の集まりである事を発見したそうです。

占星術だと、蟹座を魂の通り道みたいに言うんだけど、ブレセベ星団をそう見てたんだな、と納得しました。

 
 
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