魚座の伝説。

魚座は十二星座の最後の星座ですが、黄道上では、春分点が移動してしまったため、現在は一番最初の星座となっています。

大きな星座ですが、四等星以下の星しか無く、見る事が難しい星座となっています。

今の星図は二匹の魚が紐で結ばれた姿で描かれていますが、古い星図では人魚と燕の頭を持つ魚が紐で結ばれている姿で描かれています。

これには二通りの説があり、一つはバビロニアの宇宙的大女神アスタルテとその使者の燕とするもので、アスタルテが天地万物の創造者であり愛を司る女神である事から、万物が眠りを覚ます春を知らせる燕を配してあるとするもの。

もう一つはエジプト神話の女神イシスが、殺害され、バラバラにされて捨てられた兄オシリスを燕となり、魚となり探した姿ともされています。

ギリシャ神話では、愛と美の女神アフロディテとその子エロスが、エリダヌス川のほとりを歩いていた所、突然現れた怪物テュホンに驚き、魚に変身して逃亡。

二人は離ればなれにならないようお互いの尻尾を紐で縛りました。

その姿が魚座とされています。

このテュポンは、神々が巨人と戦った時にガイアが生み出した人間と獣の合わさったものとも、ヘラが夫ゼウスに復讐するためクロノスから受け取った二つの卵から生まれたともされる怪物で、すべての山より巨大で方から百の竜の頭を持ち、人の体に、腿より下は毒蛇がとぐろをまいた姿であらわされ、一般に嵐神、風の神とされtyphoonの語源ともなっています。

巨神族とオリンポス神族との最後の戦いにあらわれた怪物で、ゼウスと一騎打ちをしました。

テュポン毒蛇でゼウスを絡めとると、その手足の腱をを切り、キリキアにある自分の巣に運び、ゼウスを閉じ込めましたが、隠してあった腱をヘルメスが盗み出してゼウスに密かにつけました。

力を取り戻したゼウスは、羽根のついた戦車に乗って雷撃を撃ちながらテュポンを追いハイモス山まで追いつめ、テュポンにエトナ山を投げつけ押しつぶして退治しました。

それ以後、エトナ山は火を噴いているんだそうです。


 
 
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